PR
スポンサーリンク

RSIとウィリアムズ%RとCCIの違い|同じ“買われすぎ”でもズレる理由

RSI・ウィリアムズ%R・CCIの違いを比較するFXオシレーター図解(ローソク足と波形で買われすぎのズレを表現) 投資・経済
RSI・W%R・CCIは「買われすぎ」の見方が違うため、同じ場面でもシグナルがズレます。3つのオシレーターの特徴を図で比較。
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

同じ「過熱」を見ているのに、なぜ判断がズレるのか?

「RSIは買われすぎ」「W%Rも買われすぎ」「CCIも過熱」――
同じような言葉が並ぶので、つい “全部同じもの” に見えます。

でも実際は、3つともオシレーターでありながら、見ている角度(測り方)が違う ので、同じ場面でもサインの出方がズレます。
このズレを理解すると、

  • 「過熱なのに、なぜさらに伸びるのか?」
  • 「逆張りで負けが続くのはなぜか?」
  • 「どれを使えば迷いが減るのか?」

が、かなり整理されます。


スポンサーリンク

この記事でわかること

  • RSI / W%R / CCI がそれぞれ 何を測っているか(目的の違い)
  • 相場環境(レンジ・トレンド・ボラ)での 向き不向き
  • 迷いにくい 選び方 と、役割が被らない 組み合わせ方
  • よくある誤解(「過熱=反転」になりがちな落とし穴)

スポンサーリンク

「過熱」の正体は1種類じゃない

まず大事なのは、「過熱」という言葉が 1つの意味に固定されていない ことです。

オシレーターが示す“過熱”は、だいたい次のどれかを指しています。

  • 勢いが片側に偏っている(モメンタムの偏り)
    例:上げの勢いが続いていて、下げがほとんど出ていない
  • 価格が一定期間の平均から離れている(乖離)
    例:平均的な価格帯から上に飛び出している
  • 直近レンジの端に張り付いている(位置情報)
    例:一定期間の“高値圏”で終値が続いている

つまり、「過熱=危険」ではなく、まずは
“今の価格がどんな状態に偏っているか”を示す情報なんです。

そして RSI / W%R / CCI は、ここをそれぞれ別の角度から見ています。


スポンサーリンク

RSI:上げ(下げ)の“偏り”を測る

何を見ている?

RSIは、一定期間の中で
上がった動きがどれくらい優勢か/下がった動きがどれくらい優勢か
を比べるイメージです。

ざっくり言うと、RSIは「今の相場、上げが多い?下げが多い?」という
勢いの偏り(モメンタムの偏り) を数値化しています。

  • 上げが多い → 買いの偏りが強い
  • 下げが多い → 売りの偏りが強い

得意な場面

  • レンジ相場で“行きすぎ→戻り”の偏りを捉えやすい
  • ダイバージェンス(価格の伸びと勢いがズレる現象)を見つけやすい

たとえばレンジでは、上がり続けるよりも「行きすぎたら戻る」が起きやすいので、
RSIの“偏り”が判断材料になりやすいです。

苦手な場面(ここで事故る)

  • 強いトレンド中に「過熱=反転」と決め打ちするとズレやすい

強いトレンドは、上げ(下げ)が続きます。
その結果、RSIも「偏ったまま」張り付くことがあります。

ポイント:
RSIが高い=即ショート、ではなく
「買いの偏りが強い状態が続いている」という情報として扱うと、ブレが減ります。


スポンサーリンク

ウィリアムズ%R:直近レンジの“どこに終値があるか”を見る

何を見ている?

W%Rは、一定期間の 高値〜安値の範囲 を箱だと考えて、
いまの終値が箱の上側か/下側か を見ています。

つまりW%Rは、勢いよりもまず
「いま、直近レンジの中で“どの位置”にいる?」
という 位置情報に強い 指標です。

  • 上側で終わる日が多い → 高値圏に居座っている
  • 下側で終わる日が多い → 安値圏に居座っている

得意な場面

  • タイミング取り(反応が速く、短期で使いやすい)
  • レンジ相場で「端に寄った」を素早く拾える

たとえば、レンジ上限付近で何度も跳ね返る相場では、
W%Rは「上限に近い位置」を敏感に捉えます。

苦手な場面

  • トレンドが出ると、端に張り付きやすい

トレンドでは、終値が“ずっと上側(または下側)”で終わることが多くなります。
するとW%Rは「ずっと過熱」に見えます。

ポイント:
W%Rは、トレンド中に「過熱だから逆張り」より
“端に張り付く=勢いが強い”と捉えた方が整合します。
(レンジ用・タイミング用として役割を限定すると迷いにくいです)


スポンサーリンク

CCI:平均からの“乖離”を測る(波の強弱が出やすい)

何を見ている?

CCIは、一定期間の「中心(平均的な価格)」を基準にして、
どれくらい離れているか(乖離) を見ます。

イメージとしては、
「平均から見て、今は離れすぎてる?近い?」
を測っている感じです。

得意な場面

  • トレンドの初動〜伸びで“波のリズム”が見えやすい
  • 押し目・戻りのタイミングを、平均との距離感で整理しやすい

トレンド相場って、一直線に進むというより
「伸びる→休む→また伸びる」みたいに 波(リズム) が出やすいです。
CCIはこの“波の強弱”が比較的見えやすいタイプです。

苦手な場面

  • ヒゲや突発的な値動きに反応しやすい
  • 低ボラのときは、細かい揺れが増えて見えることがある

つまりCCIは、良く言えば敏感、悪く言えば過敏になりやすい。
使うなら「今はトレンドの波を見たい」という目的に寄せると活きます。


スポンサーリンク

3つの違いが一発でわかる比較表

指標“過熱”の定義反応速度得意な相場強み注意点
RSI上げ/下げの偏りふつうレンジ〜中程度トレンドダイバージェンスが見やすい強トレンドで逆張りしやすい
W%R高安レンジ内の終値位置速いレンジ・短期のタイミング端の動きを素早く拾うトレンドで張り付きやすい
CCI平均からの乖離速め〜ふつうトレンドの波・初動波の強弱、押し目戻りが見えるヒゲや急変に過敏になりがち

スポンサーリンク

相場環境別:どれを優先する?

ここは「どれが正しい」ではなく、相場が何をしているかで変わります。

レンジ相場(往復)

レンジは「行きすぎ→戻り」が起きやすいので、
“端”や“偏り”が判断材料になります。

  • RSI:偏りが戻る動き(反転・戻し)を捉えやすい
  • W%R:端へのタッチが分かりやすく、タイミングが速い
  • CCI:レンジが狭いと、揺れが多く見えることがある(用途を絞ると良い)

トレンド相場(片方向)

トレンドは「伸びる→休む→また伸びる」になりやすいので、
“波のリズム”が重要になります。

  • CCI:波(押し目・戻り)のリズムに合わせやすい
  • RSI:環境認識として使いやすい(逆張り決め打ちは注意)
  • W%R:張り付きが起きやすいので、トレンド中は扱い方を変える前提

ボラが大きい(荒い)

値動きが荒いと、指標も荒くなります。
「敏感さ」がメリットにもデメリットにもなります。

  • CCI:反応が速いぶん、ノイズにも注意
  • RSI:比較的落ち着いて見れる
  • W%R:反応が速いので、短期タイミング特化向き

スポンサーリンク

迷ったらこれ:選び方3ステップ

選び方は、難しく考えるより「目的→環境→誤解を防ぐ」の順が簡単です。

1)何をしたいか決める

  • **環境(今は買い優勢?売り優勢?)**を見たい → RSI
  • 入り口のタイミングを取りたい → W%R
  • 押し目・戻りの波を捉えたい → CCI

「何を見たいか」が決まると、指標の役割がブレません。

2)相場のタイプで補正する

  • レンジ多め → RSI / W%R 寄り
  • トレンド多め → CCI 寄り

同じ指標でも、レンジで強い・トレンドで強いが分かれるので、
相場の状態に合わせるだけでミスが減ります。

3)“逆張り専用”にしない

過熱は「反転の合図」ではなく、まずは
“勢いが強い状態”の合図として扱うほうが安定します。

  • 過熱=今は勢いが強い
  • 反転=勢いが弱った(または形が崩れた)

この区別ができると、サインに振り回されにくくなります。


スポンサーリンク

組み合わせるなら相性がいい2パターン

「全部入れる」より、役割が被らない2つが見やすいです。

パターンA:RSIで環境 → W%Rでタイミング

  • RSIで「買い優勢/売り優勢」をざっくり確認
  • W%Rで「端に寄った瞬間」を拾う

役割が分かれているので、判断が速くなりやすいです。
特に、レンジっぽい相場で迷いにくい組み合わせです。

パターンB:CCIで波 → RSIで“勢いの裏取り”

  • CCIで波のリズム(押し目・戻り)を観察
  • RSIで偏りが続くか/弱っているかを確認

トレンド相場で「伸びる押し目」と「危ない押し目」を分けたいときに向きます。


スポンサーリンク

よくある誤解(ここが一番大事)

「過熱=反転サイン」ではない

過熱はまず “勢いが偏っている” という情報です。
反転するかどうかは、次の要素で変わります。

  • 相場がレンジかトレンドか
  • 直近の高値/安値更新が続いているか
  • ボラが拡大中か縮小中か
  • 重要な節目(水平線やキリ番など)に近いか

オシレーターは便利ですが、単体で「反転確定」にしないほうが再現性が上がります。
“過熱=危険”ではなく、“過熱=勢いが強い”からスタートすると、判断が安定します。


スポンサーリンク

FAQ(検索されやすい疑問)

Q. どれか1つだけ使うなら?
A. 迷いが少ないのはRSIです。環境把握に向いていて、他の指標とも併用しやすいです。
「今は買いが強いのか」「売りが強いのか」が分かるだけでも、無駄な逆張りが減りやすいです。

Q. 3つを全部入れたら最強?
A. 情報が被るので、逆に判断が遅くなることが多いです。
おすすめは「役割が違う2つ」。
環境(RSI)+タイミング(W%R)か、波(CCI)+裏取り(RSI)にすると整理しやすいです。

Q. トレンド中に逆張りしたくなる…
A. まず「トレンド中は過熱が続きやすい」を前提にすると楽になります。
逆張りするなら、“過熱”ではなく「勢いが弱った」「更新が止まった」「形が崩れた」など、別の根拠もセットにした方が安定します。


関連記事

スポンサーリンク

まとめ

  • RSI:上げ下げの偏り(環境把握が得意)
  • W%R:レンジ内の位置(タイミングが速い)
  • CCI:平均からの乖離(波・トレンドのリズムが出やすい)
  • “過熱”は反転確定ではなく、勢いの偏り情報として扱うとブレにくい

投資・経済
スポンサーリンク
シェアする
スポンサーリンク