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NISAのつみたて投資枠で何を買う?初心者向けに選び方を整理

NISAのつみたて投資枠で何を買う?初心者向けに選び方を整理 投資・経済
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NISAのつみたて投資枠で何を買うかは、初心者が最初に迷いやすいポイントです。2024年からのNISAでは、つみたて投資枠が年間120万円まで使え、非課税保有期間は無期限になりました。しかも、つみたて投資枠は長期・積立・分散投資に向いた一定の投資信託やETFにしぼられているため、「何でも買える枠」ではなく、制度の考え方に合った商品を選ぶ前提になっています。

そのため、答えは「人気だからこれを買う」ではなく、自分が何を重視するかで選ぶのが基本です。世界に広く分散したいのか、米国株を重視したいのか、値動きを少しでもやわらげたいのかで、選びやすい商品タイプは変わります。金融経済教育推進機構の教材でも、リスクの振れ幅を抑えるには長期・積立・分散の視点が重要だと整理されています。

また、つみたて投資枠の対象商品は無制限に多いわけではありません。金融庁の2026年1月15日時点の概要では、対象商品は347本で、その大半は公募投資信託です。つまり、初心者は「膨大な商品の海から選ぶ」というより、制度に合った候補の中から、自分に合う方向を決めるイメージで考えると整理しやすくなります。

NISA全体の選び方から見直したい場合は、NISAで何に投資すればいい?初心者向けに選び方をわかりやすく整理もあわせて読むと流れがつかみやすくなります。

  1. つみたて投資枠は長期・積立・分散向きの商品を選ぶ枠
  2. 迷ったら全世界株型かS&P500連動型が王道候補
  3. 最初から本数を増やしすぎず、まずは1本でも始めやすい
  4. ETFより投資信託のほうが初心者には入りやすい
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NISAのつみたて投資枠で何を買うか初心者が押さえたい考え方

NISAのつみたて投資枠で何を買うか初心者が押さえたい考え方

NISAのつみたて投資枠で何を買うかを考えるときは、いきなり商品名を探すより、まず制度の考え方を押さえたほうが迷いにくくなります。ここでは、最初に理解しておきたい土台を整理します。

つみたて投資枠は長期・積立・分散向きの枠

つみたて投資枠は、短期間で売買をくり返して利益を狙うための枠ではなく、長くコツコツ積み立てながら資産形成を進めるための枠です。NISAには成長投資枠もありますが、つみたて投資枠は特に、初心者が無理なく積立を続けやすいように考えられた仕組みに近いです。

この枠の特徴は、対象商品がある程度しぼられていることです。何でも自由に買えるわけではなく、長期・積立・分散投資に向いた一定の投資信託などが対象になっています。つまり、制度そのものが「大きく当てにいく」よりも、「長く続けやすい形で資産形成する」方向を重視していると考えるとわかりやすいです。

初心者にとって大切なのは、最初から値上がりしそうな商品を当てることより、続けやすい形を作ることです。毎月一定額を積み立てる形なら、買うタイミングを細かく判断しなくても始めやすくなりますし、長く続けるほど、短期的な値動きに振り回されにくくなります。さらに、投資先を分散することで、1つの国や1つの商品に偏りすぎるリスクも抑えやすくなります。

つみたて投資枠は、そうした考え方と相性がよい枠です。そのため、「NISAで何を買えばいいのか」と迷ったときも、まずはこの枠がどんな使い方に向いているのかを理解しておくと、商品選びもかなり整理しやすくなります。短期で結果を求めるというより、時間を味方につけながら、無理なく続けるための入り口と考えるとイメージしやすいです。

項目内容
つみたて投資枠の目的長く積み立てながら資産形成すること
向いている使い方長期・積立・分散を意識した運用
対象商品一定の基準を満たした投資信託など
初心者に合いやすい理由買うタイミングを悩みすぎず、続けやすい
大事なポイント短期で当てにいくより、長く無理なく続けること

一言でまとめると

つみたて投資枠は、短期で勝負するためではなく、長期・積立・分散で無理なく資産形成を続けるための枠です。

対象商品が絞られているので初心者でも考えやすい

つみたて投資枠が初心者に向いている理由のひとつは、最初から候補がある程度しぼられていることです。
NISAと聞くと、たくさんの商品から自分で難しく選ばなければいけない印象を持つかもしれませんが、つみたて投資枠はそうした負担を少し減らしやすい仕組みになっています。

対象商品は無制限にあるわけではなく、一定の基準を満たした商品に限られています。そのため、初心者が最初から膨大な選択肢の中で迷い続けるのではなく、長期・積立・分散に向いた候補の中から考えやすいのが特徴です。最初の段階では、「何でも買える」ことよりも、「ある程度しぼられている」ことのほうが、かえって始めやすさにつながります。

また、対象商品の大半は公募投資信託で、ETFはかなり少なめです。この点も、初心者にとってはわかりやすいポイントです。つみたて投資枠では、まずは投資信託を中心に考えればよい流れになりやすいため、「投資信託とETFのどちらから考えるべきか」で迷いすぎなくてすみます。選択肢が整理されている分、比較の軸も持ちやすくなります。もちろん、対象商品が絞られているからといって、何も考えなくてよいわけではありません。

それでも、最初から自由度が高すぎるより、制度の考え方に合った候補の中から選べるほうが、初心者にはかなり取り組みやすいです。まずは「世界に広く分散したいのか」「米国重視で考えたいのか」「値動きを少し抑えたいのか」といった軸を持つだけでも、商品選びはかなり整理しやすくなります。

つみたて投資枠は、選べる商品がしぼられているからこそ、初心者が最初の一歩を踏み出しやすい枠でもあります。最初から完璧な商品を探すよりも、比較しやすい候補の中で、自分に合う方向を見つけるほうが始めやすいです。

項目内容
つみたて投資枠の特徴対象商品が一定の基準で絞られている
初心者に合いやすい理由候補が整理されていて比較しやすい
商品の中心公募投資信託が中心
考えやすいポイント投資信託を軸に選びやすい
大事なポイント自由度の高さより、選びやすさが始めやすさにつながる

一言でまとめると

つみたて投資枠は、対象商品がある程度しぼられている分、初心者でも比較の軸を持ちやすく、選びやすい枠です。

まずは1本で始める考え方でも十分

NISAのつみたて投資枠を考えるとき、初心者ほど「分散が大事なら、最初から何本も買ったほうがよいのでは」と感じやすいです。ただ、実際には本数を増やすことそのものが大事なのではなく、中身としてきちんと分散されているかどうかのほうが重要です。

たとえば、1本の投資信託でも、世界のさまざまな国や地域に広く投資しているものや、米国の主要企業に幅広く投資しているものがあります。そのため、最初から複数の商品を持たなくても、1本で十分に分散の考え方を取り入れやすい場合があります。初心者にとっては、たくさん持つことよりも、まずはわかりやすく続けられる形を作ることのほうが大切です。

むしろ、最初から本数を増やしすぎると、何をどれだけ持っているのかが分かりにくくなりやすいです。似たような投資先の商品を複数持ってしまうこともあり、分散しているつもりでも、中身はかなり重なっていることがあります。これでは管理が複雑になるだけでなく、積立を続けるハードルも上がりやすくなります。初心者のうちは、まずは自分が納得しやすい1本を選んで、毎月の積立を無理なく続ける流れを作るほうが自然です。

そのうえで、NISAに慣れてきてから「もう少し広げたい」「別の考え方も取り入れたい」と感じたときに見直せば十分です。最初から完璧な組み合わせを作ろうとしなくても、後から調整できるので、構えすぎなくて大丈夫です。分散は、商品数を増やすことではなく、投資先を偏らせすぎないことです。その意味では、初心者が最初にわかりやすい1本で積立を始めるのは、手抜きではなく、続けやすさを重視した現実的な選び方と言えます。

詳しくは、NISA初心者は1本で始めるか複数に分けるかも参考になります。

項目内容
初心者が迷いやすいこと最初から何本も買うべきかどうか
本当に大事なこと本数より、中身として分散されているか
1本でもよい理由1本で広く分散できる投資信託がある
本数を増やしすぎる注意点管理が複雑になり、中身も重なりやすい
始め方の考え方まずはわかりやすい1本で積立の流れを作る

一言でまとめると

初心者は、最初から本数を増やすより、分散された1本をわかりやすく続けるほうが始めやすいです。

迷ったら全世界株型はかなり有力

NISAのつみたて投資枠で何を買うか迷ったとき、初心者にとって全世界株型はかなり有力な候補です。その理由は、最初から「どの国が今後いちばん伸びるのか」を決めきれなくても、世界に広く分散しながら始めやすいからです。投資を始めたばかりの段階では、アメリカがよいのか、日本がよいのか、それとも新興国まで広く見たほうがよいのかを判断するのは簡単ではありません。

そうした中で、1つの国にしぼらず、世界全体に広く投資する全世界株型は、初心者にとって考えやすい選択肢になりやすいです。最初から国選びで悩みすぎなくてよいので、積立を始めるハードルを下げやすいです。また、つみたて投資枠の対象商品には、内外・海外株式型の投資信託が多く含まれています。これは、制度の考え方としても、世界に広く分散しながら長く積み立てる方向と相性がよいことを示しています。

つまり、全世界株型は人気があるから選ばれているだけでなく、つみたて投資枠そのものの考え方にもなじみやすい候補です。もちろん、全世界株型を選んだからといって値動きが小さくなるわけではありません。世界全体の株式に投資する以上、相場が下がるときは影響を受けます。ただ、それでも「どこか1つの国に強く寄せるのは不安」「まずは広く持ちながら始めたい」と感じる初心者には、かなり入りやすい考え方です。

最初の1本として考えるなら、全世界株型は迷いにくさと続けやすさのバランスが取りやすいのが強みです。どの国が勝つかを当てにいくより、まずは広く分散された形で積立を始めたい人には、自然な候補と言えます。

全世界株とS&P500の違いを詳しく見たい場合は、NISA初心者は全世界株とS&P500のどっちがいい?もつながりやすいです。

項目内容
全世界株型の特徴世界のさまざまな国や地域に広く投資しやすい
向いている人どの国が強いかまだ決めきれない初心者
始めやすい理由国選びで悩みすぎず、広く分散しながら始められる
つみたて投資枠との相性長期・積立・分散の考え方になじみやすい
大事なポイントまずは広く持ちながら土台を作りやすいこと

一言でまとめると

どの国を重視するか迷う初心者は、まず全世界株型から入ると考えやすく、つみたて投資枠とも相性がよいです。

米国重視ならS&P500連動型も王道候補

一方で、米国の成長力を重視したいと考えるなら、S&P500連動型を選ぶのも自然です。つみたて投資枠では、世界に広く分散する全世界株型がよく候補に挙がりますが、「これからも米国市場の強さを軸に考えたい」という人にとっては、S&P500連動型もかなりわかりやすい選択肢です。S&P500は、アメリカの主要な大型企業500社で構成される代表的な指数です。

つまり、個別株を1社ずつ選ばなくても、米国市場を代表する企業群に広く投資しやすいのが特徴です。アップルやマイクロソフトのような世界的な企業を多く含む米国市場の成長を重視したい人には、考え方として入りやすいです。また、つみたて投資枠の対象商品には、海外株式型のインデックス投信が多く含まれています。

その中でもS&P500連動型は、初心者向けの記事や証券会社の案内でもよく見かける王道候補のひとつです。情報が多く、比較もしやすいため、「米国重視で積み立てたい」と考える人にとっては、選びやすい土台があります。もちろん、米国にしぼるぶん、全世界株型よりも地域分散は狭くなります。

そのため、「広く分散して安心感を持ちたい」のか、「米国の成長力を信じて集中したい」のかで、考え方は分かれます。だからこそ、つみたて投資枠では、分散重視なら全世界株型、米国重視ならS&P500連動型という整理がとてもわかりやすいです。

初心者にとって大切なのは、なんとなく人気だから選ぶことではなく、自分が何を重視しているのかがはっきりしているかどうかです。米国の成長を信じて積み立てたい気持ちがあるなら、S&P500連動型は十分に王道の候補と言えます。

項目内容
S&P500連動型の特徴米国の主要な大型企業に広く投資しやすい
向いている人米国の成長力を重視したい人
選ばれやすい理由情報が多く、初心者でも比較しやすい
全世界株型との違い地域分散より米国重視の考え方が強い
大事なポイント米国中心で積み立てることに納得できるかどうか

一言でまとめると

米国の成長力を重視して積み立てたいなら、S&P500連動型はつみたて投資枠でも王道候補です。

値動きが気になるならバランス型を見る

つみたて投資枠で何を買うか考えるとき、株式だけだと値動きが大きそうで不安と感じる人もいます。その場合は、株式だけにしぼるのではなく、株式と債券などを組み合わせたバランス型を候補に入れてみる考え方もあります。バランス型は、1本の中に複数の資産が組み合わされている商品です。

たとえば、株式だけでなく債券やその他の資産を一緒に持つことで、値動きの偏りをやわらげやすくする考え方です。株式だけのファンドに比べると、大きく増える場面では勢いが弱く感じることもありますが、そのぶん下がる場面での振れ幅を抑えやすい傾向があります。初心者にとっては、「少し下がっただけでも気になってしまいそう」「値動きが大きいと積立を続けられるか不安」という感覚はとても自然です。

そうしたときに、最初から無理に株式100%で始める必要はありません。まずは続けやすさを優先して、値動きが比較的やわらぎやすい商品から入るのも十分現実的です。また、つみたて投資枠の対象商品には、資産複合型、いわゆるバランス型も多く含まれています。つまり、制度の中でも「株式だけでは不安な人」に向いた選択肢がきちんと用意されている形です。

全世界株型やS&P500連動型のような株式中心の王道候補だけでなく、バランス型も初心者の入り口として考えやすいです。大切なのは、「一番増えそうなもの」を無理に選ぶことではなく、自分が落ち着いて続けられるかどうかです。値動きが気になって途中でやめてしまうくらいなら、最初はバランス型で始めて、投資に慣れてから見直していくほうが自然な場合もあります。初心者ほど、期待リターンだけではなく、続けやすさまで含めて選ぶことが大事です。

項目内容
バランス型とは株式と債券などを組み合わせた商品
向いている人株式だけの値動きが不安な人
特徴値動きの振れ幅をやわらげやすい
メリット続けやすさを重視しやすい
大事なポイント増えやすさだけでなく、持ち続けやすさで考えること

一言でまとめると

株式だけの値動きが不安なら、まずは振れ幅をやわらげやすいバランス型から始める考え方もあります。

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NISAのつみたて投資枠で何を買うか商品タイプ別に整理

NISAのつみたて投資枠で何を買うか商品タイプ別に整理

ここからは、実際に初心者が選びやすい商品タイプを整理します。大切なのは、誰かの正解をそのまま当てはめることではなく、自分が続けやすい方向を見つけることです。

積立額から考えたい場合は、NISA初心者は毎月いくらから始めればいい?もあわせて読むと全体像をつかみやすくなります。

全世界株型は迷いにくさを重視する人向き

全世界株型の大きな強みは、どの国が今後いちばん伸びるかを最初から決め打ちしなくてよいことです。投資を始めると、「アメリカがいいのか、日本がいいのか、それとも新興国まで見たほうがいいのか」と考え始めて、そこで手が止まりやすいことがあります。全世界株型は、そうした国選びの迷いを減らしやすいのが魅力です。

全世界株型は、複数の国や地域に広く分散しながら投資する考え方に近い商品です。そのため、どこか1つの国だけに頼りすぎず、世界全体の成長を幅広く取り込みやすくなります。初心者にとっては、「どこに集中すればいいか」を考えるより、まずは広く持つ方向で始めたほうが入りやすいことも多いです。

もちろん、全世界株型を選べば値動きがなくなるわけではありません。世界全体の株式に投資する以上、相場が下がるときには影響を受けます。ただ、それでも1つの国にしぼる不安を減らしやすく、「まずは大きく外しにくい方向から始めたい」と考える人には合いやすいです。

初心者のうちは、何が正解かを当てにいくより、自分が納得しやすく、続けやすい形で始めることが大切です。
その意味で、全世界株型は「迷いにくさ」を重視したい人にとって、かなりわかりやすい選択肢になりやすいです。

項目内容
全世界株型の強み国を決め打ちしなくてよい
向いている人どの国を重視するか迷いやすい人
特徴複数の国や地域に広く分散しやすい
魅力国選びの不安を減らしやすい
大事なポイント迷いにくく、続けやすい形で始めやすい

一言でまとめると

全世界株型は、どの国を選ぶか迷いやすい初心者でも、広く分散しながら始めやすい選択肢です。

S&P500連動型は米国重視で考えたい人向き

S&P500連動型は、米国の主要企業に広く投資しやすいタイプの商品です。世界全体に広く分散するというより、アメリカの成長力を重視して積み立てたい人に向いています。つみたて投資枠の中でもよく候補に挙がる王道のひとつなので、初心者が比較しやすい商品タイプでもあります。

アメリカには、世界的に知られる大型企業が多く集まっています。S&P500連動型は、そうした米国の代表的な企業群にまとめて投資しやすいのが特徴です。個別株のように1社ずつ選ばなくても、米国市場全体の動きを取り込みやすいため、「米国の成長を軸に考えたい」という人には入りやすいです。

また、情報が多く、比較しやすいのもS&P500連動型の強みです。初心者向けの記事や証券会社の案内でもよく見かけるため、商品タイプとしてイメージしやすく、「まずは米国中心で考えたい」と思っている人にはかなりわかりやすい選択肢になりやすいです。

ただし、そのぶん投資先は米国に大きく寄ります。全世界株型のように複数の地域へ広く分散する考え方とは少し違い、「世界に広く分けたい」のか、「米国を重視したい」のかで向き不向きが分かれます。地域分散の安心感を優先したい人には全世界株型が合いやすく、米国の強さに期待したい人にはS&P500連動型が合いやすいです。

そのため、S&P500連動型は「人気だから選ぶ」というより、米国中心で持つことに自分なりの納得感があるかどうかで考えると整理しやすくなります。米国重視で積み立てたい考えがはっきりしているなら、つみたて投資枠でも十分に有力な候補です。

全世界株とS&P500で迷う場合は、NISA初心者は全世界株とS&P500のどっちがいい?で比較しておくと判断しやすいです。

項目内容
S&P500連動型の特徴米国の主要企業に広く投資しやすい
向いている人米国市場を重視して考えたい人
強み米国の成長をまとめて取り込みやすい
注意点投資先が米国に偏りやすい
大事なポイント米国中心で持つことに納得できるかどうか

一言でまとめると

S&P500連動型は、世界に広く分けるより、米国の成長力を重視して積み立てたい人に向いています。

先進国株型や国内株型は考え方がはっきりしている人向き

つみたて投資枠では、全世界株型やS&P500連動型だけでなく、先進国株型国内株型も選択肢に入ります。
そのため、初心者の中には「日本だけにするべきか」「先進国にしぼるほうがよいのか」と迷う人もいます。ただ、この2つは、最初の1本として誰にでも入りやすいというより、自分の考え方がある程度はっきりしている人に向きやすいタイプです。

たとえば、先進国株型は、新興国を含めずに先進国中心で投資したい人に合いやすいです。一方で、国内株型は、日本企業にしぼって投資したい人に向いています。どちらも考え方としては成り立ちますが、「なぜその範囲にしぼるのか」という理由が自分の中で整理できているほうが選びやすいです。

初心者が最初の1本として選ぶ場合は、全世界株型やS&P500連動型のほうが情報量が多く、比較しやすい傾向があります。多くの比較記事や解説があるため、自分の考え方を整理しやすく、迷ったときの判断材料も見つけやすいです。その意味では、先進国株型や国内株型は少し選び方の前提が必要なぶん、初心者向けの王道候補より一段踏み込んだ選択肢と考えるとわかりやすいです。

もちろん、先進国株型や国内株型を選ぶこと自体が悪いわけではありません。ただ、「なんとなく日本のほうが安心そう」「先進国だけのほうが無難そう」といった曖昧な理由だけだと、あとで全世界株型やS&P500連動型と比べて迷いやすくなることがあります。選ぶなら、なぜその範囲で持ちたいのかを自分で説明できるかが大切です。

そのため、初心者が最初の1本を考えるときは、まずは全世界株型やS&P500連動型を見たうえで、それでも先進国株型や国内株型にしたい理由があるかどうかを考える流れのほうが整理しやすいです。考え方がはっきりしているなら十分候補になりますが、迷っている段階では王道候補のほうが入りやすいです。

項目内容
先進国株型の特徴先進国中心で投資したい人向き
国内株型の特徴日本企業中心で投資したい人向き
向いている人投資先をしぼる理由がはっきりしている人
初心者が迷いやすい点なんとなく選ぶと後から比較で迷いやすい
大事なポイントなぜその範囲にしぼるのかを自分で説明できること

一言でまとめると

先進国株型や国内株型は、投資先をしぼる理由が自分の中ではっきりしている人に向きやすい選択肢です。

バランス型は値動きの不安を減らしたい人向き

バランス型は、株式だけにしぼらず、債券なども組み合わせながら運用するタイプの商品です。そのため、株式だけのファンドに比べると、値動きの振れ幅をやわらげやすいのが特徴です。「大きく増えるか」よりも、「下がったときに不安になりすぎず続けられるか」を重視したい人には、かなり考えやすい選択肢です。

投資を始めたばかりの人は、少し値下がりしただけでも気になりやすいことがあります。特に、株式100%のような商品は値動きが大きくなりやすいため、人によっては積立を続けること自体が不安になってしまうこともあります。その点、バランス型は複数の資産を組み合わせることで、値動きの偏りを抑えやすく、気持ちの面でも持ちやすい場合があります。

もちろん、バランス型なら必ず安心というわけではありません。相場環境によっては下がることもありますし、株式中心の商品に比べると、上昇が大きい場面では物足りなく感じることもあります。ただ、初心者にとって大切なのは、一時的な伸びの大きさだけではなく、自分が無理なく積立を続けられるかどうかです。

そのため、「値動きが大きいと途中で不安になりそう」「まずは続けやすい形から始めたい」と感じる人には、バランス型は十分候補になります。最初から大きなリターンを追いかけるより、まずは値動きに慣れながら続ける土台を作りたい人に向きやすいです。初心者ほど、増えやすさだけでなく、持ち続けやすさまで含めて選ぶと整理しやすくなります。

簡単に整理すると

項目内容
バランス型の特徴株式と債券などを組み合わせて運用する
向いている人値動きの大きさが不安な人
メリット振れ幅をやわらげやすく、続けやすい
注意点上昇が大きい場面では物足りなく感じることもある
大事なポイント増えやすさより、無理なく持ち続けやすいかで考えること

一言でまとめると

バランス型は、値動きの不安を減らしながら、無理なく積立を続けたい人に向いている選択肢です。

ETFより投資信託のほうが初心者には入りやすい

つみたて投資枠ではETFも対象になっていますが、初心者が最初の一歩として考えやすいのは、一般的には投資信託のほうです。その理由は、商品そのものの良し悪しというより、始めやすさや積立のしやすさに違いがあるからです。

ETFは上場している商品なので、株のように市場で売買されます。そのため、買い方や取扱いの面で、投資信託より少し慣れが必要になることがあります。つみたて投資枠でもETFは対象に入っていますが、実際には取扱いが限定的で、初心者が最初から広く選びやすい状況とは少し違います。

一方で、投資信託は、毎月一定額をそのまま積み立てる流れを作りやすいのが強みです。NISAを始める初心者の多くは、「難しい売買の判断をしたい」というより、「まずは無理なく積立を続けたい」と考えることが多いです。その意味では、積立設定をしやすく、しくみも比較的わかりやすい投資信託のほうが入りやすいです。

もちろん、ETFが悪いわけではありません。制度面でも買付方法の柔軟化は進んでいますし、商品として魅力があるETFもあります。ただ、初心者が最初からそこまで広く考えすぎると、かえって迷いやすくなることがあります。最初はシンプルに積立の流れを作ることを優先したほうが、NISAを始めやすいです。

そのため、つみたて投資枠では、まずは投資信託を中心に考え、慣れてからETFも含めて広げていくくらいの順番が自然です。初心者にとって大切なのは、最初から選択肢を増やしすぎることではなく、わかりやすく続けやすい形で始めることです。

投資信託とETFの違いは、NISA初心者は投資信託とETFどっちがいい?でも整理できます。

項目投資信託ETF
始めやすさ初心者に入りやすいやや慣れが必要
積立のしやすさ設定しやすい取扱いが限定的な場合もある
向いている人シンプルに積立を始めたい人仕組みを理解して使い分けたい人
初心者との相性高い慣れてからでもよい
大事な見方まず始めやすさを優先後から選択肢に入れてもよい

一言でまとめると

初心者がつみたて投資枠で無理なく始めるなら、まずはETFより投資信託のほうが入りやすいです。

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NISAのつみたて投資枠で何を買うかの結論のまとめ

NISAのつみたて投資枠で何を買うかの結論のまとめ

結論として、迷ったら全世界株型、米国重視ならS&P500連動型、値動きが気になるならバランス型という整理が、初心者にはかなりわかりやすいです。つみたて投資枠は長期・積立・分散向きの商品を選ぶための枠なので、最初から難しい組み合わせを作る必要はありません。まずは自分が納得しやすい1本から始めて、慣れてから見直す流れでも十分です。

成長投資枠との違いも気になる場合は、NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の違いもあわせて読むと整理しやすいです。

  • つみたて投資枠は長期・積立・分散向きの枠
  • 対象商品は絞られており、初心者でも比較しやすい
  • 迷ったら全世界株型が入りやすい
  • 米国重視ならS&P500連動型が王道候補
  • 値動きが気になるならバランス型も候補
  • 最初は1本でシンプルに始めても十分

参照リンク

  • 金融庁|NISAを知る (金融庁)
  • 金融庁|つみたて投資枠対象商品 (金融庁)
  • 金融庁|つみたて投資枠におけるETF買付方法の改正 (金融庁)
  • J-FLEC|資産形成の基本・長期積立分散の考え方 (金融経済教育推進機構 J-FLEC)
  • 金融庁関連資料|NISA口座の利用状況(2024年12月末時点で約2,560万口座) (金融庁)
投資・経済
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